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速弾きの具体的な練習方法

今回は、速弾きの具体的な練習方法を解説していきます。

その前にこのような譜面や練習フレーズを用いた練習方法(YouTubeや教則本なども)全てに言える前提を少しだけ前置きさせてください。

100人いたら100人全員、弾き方や癖、現状の技術、積み重ねてきた知識量など、全てが違います。

なので、その人にとって本当に必要な練習は全員違います。

このような大衆向けの練習フレーズは、あくまで膨大にある速弾きに必要な要素の中の一部を習得するためのきっかけに過ぎないことを念頭に置いて活用してください

また、フレーズのTABを弾き込むよりも、ポイントをしっかりおさえることの方が重要です。

このポイントを意識せずフレーズをただ弾いても、本来意図する10%くらいしか効力がないです。

それではフレーズを活用して練習していきましょう。

 

■フレーズ1

ポイント

 

自身のピッキングの特徴を把握し、使っている部位を確認する

(肘から先を固定し痙攣動作、手首を振る動作、前腕を回転させる動作、親指と人差し指の進展など)

・​弦に当てるピックの深さを同一にする

まずは、右手のみ、同一弦を連続でピッキングする練習です。

左手で弦に触れてミュート音でOKです。

いきなり左手でポジションを押さえて、右手で弾く、そしてこれらの動作のタイミングをジャストで合わせる。

このような完成形からのアプローチは非効率なので気をつけましょう。

弾けない原因が多過ぎて何から改善していけば良いかがわからないからです。

他のコラムでも解説していますが、練習は細分化、小さい単位で1つ1つクリアしていきましょう。

■フレーズ2

ポイント

 

左手単体でしっかり鳴らせるようにする

ハンマリングとプリングは使用せず、各指鳴らしたらしっかり離すこと(特に人差し指)

・​左手で鳴らしている音に右手を合わせる

左手だけでしっかり音を鳴らす練習です。

当然なのですが、左手でポジションを押さえられていないのに右手でピッキングしても音は鳴りません。

意図はたくさんあり、誤魔化さない、左手でリズムを取れる、右手に頼らない(コンディションに左右されにくい)など、左手だけで発音できるメリットは非常に多いです。

左手が安定してきたらフレーズ1で練習した右手の動きと合わせていきましょう。

■フレーズ3

ポイント

 

弦移動がインサイドorアウトサイドのどちらなのかをしっかり把握し、それぞれの特徴を掴む

次は弦移動の練習です。

フレーズ1と同様、右手のみでしっかり弾けてから両手に移行します。

難しい速いフレーズが弾けるかどうか、は右手の弦移動が全てと言っても過言ではないくらい重要です。

 

弦移動時、2弦間の内側をピッキングすることをインサイドピッキング、2弦間の外側をピッキングすることをアウトサイドピッキングと呼びます。

このフレーズはダウンから始めるとインサイド、アップから始めるとアウトサイドになります。

各ピッキングの特徴

インサイド:弾いた弦を避けてから最短で次の弦に向かう

アウトサイド:次の弦を一度避けてから最短で折り返しピッキングする

普通にギターを練習してきていれば、ほとんどの人はダウンに比べてアップのピッキング精度が劣っています。

アップの動作でもリズムがヨレないようにしてみてください。

■フレーズ4

ポイント

 

弦移動の時に遅れないように注意する

うまく弾けなければ、弦移動(2音)の箇所のみを練習する

次は弦移動の練習です。

フレーズ2と同様、左手のみでしっかり弾けてから両手に移行します。

左手に関しては、弦移動があっても右手ほど大きな変化はありません。(練習の細分化)

 

うまく弾けなければ、弦移動の瞬間の2音のみをひたすら練習してください。

弦移動の後の5音は同一弦のピッキングなので、実はシンプルです。

■フレーズ5

ポイント

 

弦移動の時にインサイドなのか、アウトサイドなのかを全て把握する

・今までのフレーズに比べてかなり難しいので完璧を求めない

これまでのフレーズと違い、インサイドとアウトサイドが混在します。

実際のギターソロではこのようなパターンも多く、規則性がないことの方が多いです。

かなり難しいので最初はテンポを落として練習してみてください。

 

いかがだったでしょうか。

今回の練習方法やポイントは、数ある中のほんの一部に過ぎません。

フレーズによって適したピッキングの方法、腕や手首のの使い方が違ったり、ピックの角度(スランディング)を意識しないと難しいことも多く、本当に奥が深い分野です。

今回の練習が皆様のお悩みを解決する一助になれば幸いです

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