上手くなるために一番大事な練習方法・考え方
今回は練習の細分化の重要性についてお話ししたいと思います。
みなさん、こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
何年経っても速弾きができるようにならない。
ギターソロでいつも失敗してしまう。
わかります、私もそうでした。
今回はそんなお悩みを解決する方法を1つご紹介します。
結論から、
練習を細分化しましょう。
例を挙げながら解説していきます。
ギターという楽器は、基本的に1つの音を両手で出すので勘違いされがちなのですが、左手と右手が全く違う動きをしているんですね。
単純な比較はできませんが、一見ピアノやドラムの方が両手バラバラで、複数の音が鳴っているのですごいように見えるのですが、ギターも負けず劣らず全然違う動きをしています。
左右の指の動作が全然違うのに例えば速弾きの場合(フルピッキング)、超スピードの中で左手と右手のタイミングを同時に合わせないといけないんです、左右の指の動作が全然違うのに(大事なので2回目)です。
そしてこの複雑な両手の動きを、ほとんどの悩みを抱えている方は同時に練習を始めています。
そして原曲のスピードです。
最終段階を最初に始めています。
ポケモンで例えると冒険を始めたばかりなのに、四天王に永遠に挑んで1匹も倒せず、一向に経験値がたまらない、結果自分のレベルが上がらない、一向に近づけない、という状況です。
細分化に話を戻しますと、もっと小さい単位で1つ1つ練習していきましょうということです。
具体的な方法は省略し、ざっくりのカテゴリー毎だとこのような形です。
・左手→右手→両手
・0.5倍速→0.75倍速→原曲
・1小節内を分割→1小節→2小節通し
とにかく1つ1つ階段を登っていきましょうということです。
当たり前のように感じると思いますが、やはり原曲のように早く弾けるようになりたい気持ちが勝ってしまい、気がつくと無理矢理原曲で両手からチャレンジしてしまっていると思います。
もちろんスピードに慣れることも大切なので、チャレンジは悪いことではありません。
チャレンジから学び、気がつき、反省し、その経験を活かして練習に反映することもとても大切です。
中々弾けないフレーズなどあれば、細分化を是非意識してみてください。